代表加藤へ直通!

[受付]8:00~20:00 [定休]元日のみ メールは24時間受付中!

blog

【新築10年で雨漏り…】修理業者選びと建物診断の重要性

本日も、雨漏りにお悩みのお客様宅へ建物診断に伺いました。この数日の長雨で天井にシミが出て、柱のひび割れから水が漏れてくるという深刻な状況です。雨漏り診断とドローンでも調査した結果、原因が浮き彫りになりました。バルコニー表面の防水塗膜が一部剥がれ、本来は見えてはいけないはずの内部木材が露出してしまっていること。さらにバルコニーの床材の繋ぎ目(目地)につかわれたシーリングが劣化しており、そこから水が侵入していました。

また、別のお客様からは

「新築時は20年持つと言われていたが、まだ10年目なのに塗り替えの提案がきた。」

「ほんのり外壁が膨れてきた。」

「訪問営業が来ていったい何を信じたらいいかわからなくて…」というご相談が。


梅雨や台風の時期になると雨漏りなどのわかりやすいトラブルが起きたり、悪天候に備えて確認される方が増えるためかご相談が多い傾向にあります。

「どうしてこんなことになってしまったのか?」

「信頼できる情報はどこにあるのか?」


ネットやAIに頼るほど、誰を信じていいか分からず、不安だけが大きくなっていく。持ち家を大切にされている方ほど、こうした深い悩みに突き当たってしまいます。

そもそもなぜ、こうした問題が起きてしまうのでしょうか。 その理由は、施工の良し悪しだけではなく、私たち「施工のプロ」が持つ基準と、お客様が抱く「メンテナンスへのイメージ」との間に、情報のすれ違いが起きてしまっているからだと私は考えています。

では、なぜそうしたすれ違いが生まれてしまうのか。業界の裏側を交えながら、私の考えをお話しさせてください。



■ 業界の構造と「見えない安心」


家づくりにおいて、ハウスメーカー様、工務店様、リフォーム会社様にはそれぞれ卓越した得意分野があります。私たち塗装会社も、塗装や外装トラブルの対応に専門性を注いでいます。

この業界の真実として、トラブルなく長年持ち続けている素晴らしい施工の話題は、当たり前であるため世間話として表に出てくることはありません。良い仕事をしている会社ほど目立たず、黙々と役割を果たしているものです。

一方で、残念ながら雑な施工を繰り返し、悪評だけを残して姿を消していく業者も存在します。そうした業者は、目先の利益を優先して「安かろう悪かろう」な施工を行うため、結果として長続きしません。一度ひどい施工をされてしまうと、その後の修復は、最初から施工するよりも何倍もの手間と技術を要してしまいます。


幸い、今回伺ったお宅は、大工さんの基本施工が非常に丁寧でした。基礎がしっかりしていたおかげで、雨漏りによる被害は最小限に留まっていました。

問題だったのは、その後の塗装工程で防水処理がきちんと施されていなかったこと、そしてシーリング(目地)の質が悪く、早期に劣化していたことでした。幸い、内部木材の腐食には至っておらず、ダメージも比較的深刻ではなかったため、私たちの専門である『塗装と外装トラブル対応』の技術を駆使し、確実な解決への糸口を掴むことができました。



■ 見積もりの「中身」に隠された真実


実はもう一つ解決の一躍を担ったのが、シーリング材を事前に確保できていたことでした。昨今のナフサショックのような社会情勢の変化は、実は建築現場にも大きな影を落としています。例えば、良質なシーリング剤の供給が突然ストップして市場から消えてしまったり、入荷まで数週間以上かかるといった事態が実際に起こっています。

そんな中でも、弊社が安定した品質を提供できているのは、常にストックを切らさないよう、事前の仕入れを徹底しているからです。この「質の高い資材を確保し続けられる体制」があるからこそ、お客様のお家を長く守るための妥協のない施工が可能になります。

しかし、世の中にはそうした資材の確保ができず、別の代替品で対応せざるを得ないケースも少なくありません。

もちろん、私たちも社会情勢の影響をゼロにすることはできません。予期せぬ資材不足が起きるリスクは常に頭に置いています。だからこそ、そうした不測の事態でもお客様にご迷惑をかけないよう、在庫の管理には人一倍気を配り、常に先を見越した仕入れを徹底しています。「もしもの時」に品質を落とさないために、万全の備えをしておく。それが、私たちのプロとしての矜持です。


見積書上の「工事名」や「建材名」が同じであっても、社会情勢や業者の調達状況によって、実際に使われる材料の種類や性能は大きく異なります。

業者選びで悩まれている時は、それぞれの業者さんにぜひこう聞いてみてください。

「具体的にどんな材料を使っていて、なぜそれを選んだのですか?」


その材料の性能を熟知していることはもちろん、予算との折り合いをつけた上で、なぜその資材が必要なのかをしっかりと説明できる業者こそ、皆様のマイホームを長く守るパートナーになり得るところだと思います。見積もりの金額や名前だけで判断せず、その中身にまで目を向けることは、大切な資産であるお家を守るために非常に重要です。



■ まずは自宅で確認できるチェックポイント


今回のご相談も雨漏りでしたが、実はこうした症状は、雨漏りだけでなく、お家全体の寿命や状態を左右する重要なサインでもあります。雨漏りで焦ったとき、つい天井のシミばかりに目が行きがちですが、実際には家のいたるところがトラブルの原因になり得ます。

また、これらは雨漏りに限らず、外壁や構造体の腐食など、様々なトラブルの起点となる場所でもあります。

ご自宅のメンテナンス時期を見極めるための、代表的なチェックポイントをまとめました。


  • ▪屋根・屋上
     防水層のひび割れ、排水口(ドレン)のゴミ詰まり、笠木のシーリング切れ

  • ▪外壁
  •  ひび割れ(クラック)、目地のコーキング剥離、ボードの反り・浮き

  • ▪窓・サッシ
  •  サッシまわりのシーリング劣化、水抜き穴の詰まり

  • ▪貫通部
  •  エアコン配管まわりの隙間、換気扇フードのまわり

  • ▪ベランダ・バルコニー
  •  ベランダの排水不良、床のひび割れ、塗装の剥がれ

  • ▪その他
  •  内部結露、苔やカビの発生の有無

築10年以上なら確認したい|3分で見つける自宅の危険サイン7選


ただし、これらはあくまで「可能性」です。原因が複雑に絡み合っていることも多いため、無理をせずプロの判断を仰ぐことが、結果的に最小限の費用で解決する近道です。

雨水の侵入口と雨漏りがおきている水漏れ箇所が必ずしも同じではないため、根本の原因をきちんと特定して、それに合わせた修繕をしなければ何度も再発してしまうことになります。

屋根や外壁もご自身で解決しようとした結果、その後の修復が極端に難しくなってしまうこともあります。



■ 私たちが一番大切にしていること


私たちは、ご相談いただいたすべてのお客様に工事をおすすめするわけではありません。「まだ塗り替えの必要はありません。数年様子を見ましょう」と診断することもあります。

建物診断の際は、ドローンや専用機材を使った「建物診断書」を作成し、写真と数値で根拠を提示することを徹底しています。目先の利益よりも、お客様の家を本当に長く持たせることこそが、プロの誠実さだと考えているからです。

また、ご要望として「とりあえず色を塗って安く済ませたい」というお声をいただくこともあります。しかし、せっかく弊社を選んでいただくのであれば、「かとう塗装に頼んで本当に良かった」と言っていただける仕上がりで、お客様のお家をしっかり守り抜きたいと強く願っています。

そのため、ご希望の予算と耐久年数がどうしても両立できない場合は、はっきりとその旨をお伝えいたします。変にごまかして数年後に酷い状態になるような工事は、私のポリシーや、施工会社としてのプライドが許しません。お客様が正しい判断を下せるよう、現状を可視化した診断書やプロとしてのアドバイスをさせていただきます。納得していただいた上で、最高の結果をお届けすることが私たちの使命です。



■ 業者選びで後悔しないために


様々な業態があるため、実際に施工実績が豊富かどうかも大きな判断基準になります。かとう塗装は塗装施工はもちろん、雨漏り、屋根や外壁のカバー工法など、塗装以外の施工実績も豊富です。

不安な日々を終わらせるために、まずは一度ご相談ください。「こんなことで聞いていいのかな?」というご相談も大歓迎です。プロの視点で、今の家にとって本当に必要なメンテナンスを見極め、嘘のない診断をお伝えします。


かとう塗装の雨漏り解決手順

根本解決のための事前知識としてどんな調査があるのか解説しております。


【建物診断のご相談フォーム

「今の家の状態、本当に大丈夫?」というご不安にお答えします。無理な勧誘はいたしませんのでお気軽にお問い合わせください。

お電話でのご相談

[受付]8:00~20:00 [定休]元日のみ