熊本で外壁塗装するならいつ? 気象庁データと実際の工事から分かる「季節より大事なこと」
熊本で外壁塗装するならいつ?
気象庁データと実際の工事から分かる「季節より大事なこと」
気象庁の平年値と2025年の実績、梅雨・冬に工事をされたお客様の実例から、熊本の季節ごとの特徴と「うちはいつ?」の決め方をまとめました。
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- 🍂「塗装は春か秋がいいって聞くけど、今からだと間に合う?」
- ☔「梅雨や真夏、冬に工事して大丈夫なの?」
- 🤔「いい季節まで待った方がいいのか迷っている」
「熊本で外壁塗装をするなら、いつ頃がいいですか?」とよく聞かれます。全国向けの情報では「春と秋がおすすめ」と書かれていることが多いのですが、気候は地域によって違います。
🎯 熊本では一年中外壁塗装ができます。ただし、待つより先に家の状態を確かめることが大切です
季節ごとに気をつける点は違いますが、どの季節でも段取りしだいで進められます。秋は人気で予定が埋まりやすく、希望の時期に始められないこともあります。だからこそ、いい季節を待たず、気になった時にまず家を見ておくことで、時期を選びやすくなります。
👉 自分の家はいつがいいか、先に知りたい方は、「うちの場合はいつ?」を決める順番へどうぞ。
塗装時期を決めるときは、季節だけでなく、その日の施工条件まで確認する必要があります。気温・湿度・雨・結露・日当たり・乾燥時間などです。この記事では、熊本の1年をデータで見ながら、季節ごとの特徴と「うちの場合はいつ?」を決める順番をお伝えします。
熊本の天気は、月ごとにどう変わる?
「塗装するなら春か秋」と言われることがありますが、実際の熊本の気候を見ると、月によって気温・雨・日照の条件はかなり変わります。
ここでは気象庁のデータを、2つに分けて見ます。1991〜2020年の平年値は、過去30年間の観測値から出した平均的な値で、「熊本では通常どうなのか」が分かります。2025年の実績は、「実際の1年でどれくらい変わるのか」を見るための数字です。
📌 数字から分かること
- 2025年5月の降水量は320.5mmで、平年(160.9mm)の約2.0倍
- 7月は108.5mmと平年(386.8mm)の約3割、8月は704.5mmで約3.6倍
- 7月は日照時間も260.3時間あり、雨量だけでは施工条件を判断できない
以下のグラフと表は、くわしく見たい方向けの資料です。気になる月だけ見れば大丈夫です。
雨の量を、グラフで見る
まず、月ごとの降水量(雨の量)を、平年値と2025年で並べてみます。
- 平年値(1991〜2020年)
- 2025年
降水量の単位はmm。数値は下の表と同じです。
① 熊本の平年値|30年間の平均的な傾向
| 月 | 降水(mm) | 最高(℃) | 最低(℃) | 日照(h) |
|---|---|---|---|---|
| 1月 | 57.2 | 10.7 | 1.6 | 133.0 |
| 2月 | 83.2 | 12.4 | 2.6 | 141.1 |
| 3月 | 124.8 | 16.1 | 5.9 | 169.6 |
| 4月 | 144.9 | 21.4 | 10.6 | 184.0 |
| 5月 | 160.9 | 26.0 | 15.6 | 194.3 |
| 6月 | 448.5 | 28.1 | 20.2 | 130.8 |
| 7月 | 386.8 | 31.8 | 24.2 | 176.7 |
| 8月 | 195.4 | 33.3 | 24.8 | 206.0 |
| 9月 | 172.6 | 30.1 | 21.2 | 176.4 |
| 10月 | 87.1 | 25.0 | 14.9 | 187.1 |
| 11月 | 84.4 | 18.8 | 8.8 | 153.7 |
| 12月 | 61.2 | 12.9 | 3.4 | 143.4 |
| 年間 | 2,007.0 | 22.2 | 12.8 | 1,996.1 |
※出典:気象庁「過去の気象データ検索」熊本・平年値(年・月ごとの値)(1991〜2020年)。平年値は30年間の観測値から算出された基準値です。
② 2025年の実績|実際の1年はこれだけ変わる
| 月 | 降水(mm) | 最高(℃) | 最低(℃) | 日照(h) |
|---|---|---|---|---|
| 1月 | 18.5 | 10.9 | 1.3 | 159.8 |
| 2月 | 29.0 | 10.3 | 0.8 | 155.8 |
| 3月 | 124.0 | 16.9 | 7.7 | 142.1 |
| 4月 | 68.5 | 22.0 | 10.8 | 207.6 |
| 5月 | 320.5 | 25.2 | 15.6 | 178.7 |
| 6月 | 432.0 | 29.2 | 21.8 | 139.0 |
| 7月 | 108.5 | 34.8 | 25.6 | 260.3 |
| 8月 | 704.5 | 34.1 | 25.6 | 221.6 |
| 9月 | 112.0 | 32.5 | 24.6 | 173.8 |
| 10月 | 30.5 | 28.2 | 19.0 | 198.0 |
| 11月 | 23.5 | 19.6 | 8.8 | 168.9 |
| 12月 | 26.5 | 15.0 | 4.2 | 178.8 |
| 年間 | 1,998.0 | 23.3 | 13.9 | 2,184.4 |
※出典:気象庁「過去の気象データ検索」熊本・2025年(月ごとの値)の降水量・気温・日照時間をもとに作成。年間の最高・最低気温は各月の日数を考慮して算出しています。
2025年は、5月・6月・8月にまとまった雨がありました。一方、7月・10月・11月・12月は、平年よりかなり少ない降水量でした。「夏だから雨が多い」「秋だから必ず施工しやすい」と、月だけで決めることはできません。
平年値は、年間の傾向をつかむのに役立ちます。ただ、実際の工事では、その年の天候や工事期間中の予報も見ます。さらに、塗装面の温度・湿度・結露などを確認して判断する必要があります。
季節ごとの進め方
どの季節にも、進めやすい点と気をつける点があります。「この季節はダメ」ではなく、「この季節はこう進める」と考えるほうが実際の工事に近い判断になります。
| 季節 | 進めやすい | 気をつける | 進め方 |
|---|---|---|---|
| 春 | 気温が上がる | 雨の日・混雑 | 早めに相談 |
| 梅雨 | 雨の合間に施工 | 工期が延びやすい | 工程を調整 |
| 夏 | 乾燥しやすい | 高温・急な雨 | 天候を見て組む |
| 秋 | 暑さが落ち着く | 予定が埋まる | 早めに相談 |
| 冬 | 雨が少なめ | 低温・結露 | 乾燥を確認 |
月ごとの数字と実例は、このあとのカードで説明します。
春3〜5月
気温が上がり、塗装面の温度を確保しやすい時期です。ただし、雨が降れば施工できない日はあります。
平年の4月は日最高気温21.4℃。2025年4月は降水量68.5mmと雨が少ない月でした。
梅雨5月下旬〜7月ごろ
梅雨=塗装できない時期ではなく、雨の合間や乾燥条件を見ながら進めます。
平年は6月448.5mm、7月386.8mmと、1年でいちばん雨が多い時期です。2025年は6月432.0mmに対して7月は108.5mmと、月による差が大きくなりました。
※雨で工期が延びたときの費用は、「天候で工期が延びたら、費用はどうなる?」で説明しています。
熊本市西区のお客様の声 梅雨期から初夏という時期にかかりましたが、無事にお盆前に完成することができました
夏7月下旬〜9月
塗料は乾燥しやすい一方、暑さ・日射・雨のすべてを同時に見る必要がある時期です。
2025年は7月の日最高気温の平均が34.8℃、日照時間が260.3時間でした。一方、8月の降水量は704.5mmと極端に多くなりました。
※弊社の感覚ですが、熊本市内よりも大津や菊陽の方が、施工時にゲリラ豪雨などが頻繁に発生していたように感じます。
熊本市西区のお客様の声 8月の1ヵ月間職人さんには毎日猛暑の中、朝から夕方まで施工していただきました
秋10〜11月
暑さが落ち着き、計画しやすい時期です。ただし希望が集中するため、秋を待ってから相談すると、希望の時期に工事ができないこともあります。
平年の10月は降水量87.1mmと少なく、2025年10月は30.5mmでしたが、毎年同じとは限りません。
※2026年は地震の影響もあり、すでにかなり現場が詰まっているのが実情です。
冬12〜2月
雨は少なくても、朝晩の低温・結露・日当たりを見て、塗装面が乾いているかを確認して進めます。
平年の1月は降水量57.2mmと少ない一方、最低気温は1.6℃まで下がります。
※くわしい確認ポイントは、「冬に見るべき「気温・日当たり・結露」」で説明しています。
冬に見るべき「気温・日当たり・結露」
冬は熊本でも朝晩の気温が低くなります。平年の12月・1月の降水量は61.2mm・57.2mmと少なめです。2025年も1月18.5mm、12月26.5mmと雨は少なく、最低気温の平均は1月1.3℃、12月4.2℃でした。
そのため、冬だから塗装できないわけではありません。冬の塗装で重要なのは、気温だけではありません。
冬は「外壁が乾いているか」を確認する
冬の朝は、霜や結露が発生することがあります。
たとえ空気中の気温が施工可能な範囲でも、外壁や屋根の表面が冷えていたり、水分が残っていたりすれば、塗装に適した状態とは限りません。
そのため、朝に霜や結露が残っている場合は、十分に乾いてから施工します。夕方の結露が発生する前に必要な作業を終えるなど、実際の状態を見ながら工程を調整します。
冬は「日当たり」も施工条件の一つ
同じ熊本でも、すべての住宅が同じ条件になるわけではありません。
- 北側にある外壁
- 建物の影になる外壁
- 周囲に建物が密集している住宅
- 山間部などで日照が限られる住宅
こうした場所では、日中になっても外壁の表面が十分に温まりにくい場合があります。
特に冬は太陽の位置が低く、同じ住宅でも外壁の向きによって日が当たる時間が変わります。
国土交通省がまとめた公共建築工事標準仕様書(国の建物の工事で使う基準)では、次のような場合は、原則として塗装を行わないとされています。気温5℃以下、湿度85%以上、または結露するなど、塗料の乾燥に向かない場合です。
この数字はあくまで基準のひとつで、実際は環境によって前後します。
🏠 かとう塗装では
数字だけで決めず、現場の肌感や経験、塗料の状態も見て、施工できるかどうかを判断します。その判断は社内で共有したうえで決めています。
数字を満たしていても、実際に塗装する面が乾いているか、十分な乾燥時間を確保できるかは別に確認が必要です。
※補足:塗料メーカーの技術資料でも、気温が5℃前後以下になる場合は、塗料の選択や塗り重ねの乾燥時間に注意が必要とされています。
※参考:公共建築工事標準仕様書(建築工事編)18章 塗装工事(日本ペイント「塗装仕様書」に掲載)、日本ペイント「各種塗料の温度と乾燥性」
「艶引け」は、冬だから起こるわけではありません
冬の塗装について、「冬に塗装すると艶がなくなるのでは?」と心配される方もいます。
艶引けは、単純に「冬だから起こる」というものではありません。
塗膜(塗料が乾いてできた膜)が十分に乾燥して固まる(硬化する)前に、雨や結露などの水分が触れると、白く濁る「白化」や、艶の低下につながる場合があります。
📌 冬場に見るポイント
- 気温だけでなく、塗装面の温度を見る
- 霜や結露などの水分が残っていないか確認する
- 日当たりや外壁の向きによって乾燥時間が変わることを考える
- 塗膜が十分に乾燥・硬化する時間を確保する
冬場に注意したいのは、低温そのものよりも、低温によって乾燥・硬化に時間がかかることと、水分の影響を受けることです。
年を跨いで冬の期間の工事でしたので、大丈夫かなと思いもありましたが1月5日から工事が再開され手際良く工事が進むにつれて不安も解消されました
12月24日に足場を組み、年末年始をはさんで1月5日から再開した工事です。
どの季節でも起きる「急な雨」への対応
熊本では、季節を問わず急な雨が降ることがあります。大切なのは、雨の予報がある日に無理に塗らないこと、そして塗ったあとに雨が当たってしまったときに状態を確認することです。
塗膜が十分に乾燥・硬化する前に雨や結露などの水分が触れると、仕上がりに影響する可能性があります。
熊本市北区のお客様のお宅では、にわか雨で塗りたての面に雨粒の跡が残ってしまったことがありました。そのときは、後日あらためて塗り直しています。塗り直しの範囲や対応は、雨が当たった時の状況によって変わります。
後日塗り直しに来ますと言われ職人さん方のこだわりを持った丁寧な仕事ぶりに感激しました
施工に向かない日には塗装をしないため、雨の中で塗っている写真はありません。条件の整った日に仕上げた工事の様子は、外壁塗装の施工事例でご覧いただけます。
台風など、事前に分かる天候のときの段取り
急な雨と違って、台風のように事前に予測できる天候は、前もって工程を組み替えることができます。
🏠 台風が近づくときの、弊社の段取り
- そもそもの塗装の順番塗装は次の順に進みます(工事内容により異なります)。
- 下地処理壁を整える
- 下塗りなじみをよくする・複数回
- 上塗り仕上げ・複数回
- クリア仕上げを守る透明の塗料
- 台風が近づくときこの順番のどの段階までなら進められるかを逆算し、区切りのいいところでいったん工事を止めます。
- 天候が回復したら十分に乾燥してから再開します。塗りかけの途中で雨風に当ててしまわないよう、止めどころを考えて段取りを組むことが、きれいな仕上がりにつながります。
- 現場の確認営業や担当者が足を運びます。
※公共建築工事標準仕様書でも、外部の塗装は、降雨のおそれのある場合や強風時には原則として行わないとされています。
天候で工期が延びたら、費用はどうなる?
「雨で工事が延びたら、追加でお金がかかるの?」と心配される方は少なくありません。天候で延びただけなら、費用は変わりません。
🏠 天候で工期が延びたときの、弊社の対応
- 契約時の金額・足場の費用:変わりません
- 工期:天候次第で延びます(日数は断定できません)
- 追加の工事:工期の延長とは別のお話になります
- 現場を空けるとき天候や現場の状態を見ながら、作業ができない日や乾燥に時間が必要な場合は、現場を空けることがあります。その際はあらかじめお客様にお伝えし、作業ができる状態になった日から再開します。
- 追加の費用現場が空くだけで、工事に影響するトラブルが起きない限り、追加の費用はかかりません。変わるのは期間だけです。
天候の影響を受けない現場はありません。何日で終わるとは断定できず、特に梅雨や台風の時期は前後します。
工期に合わせて条件の悪い日に無理に進めれば、施工の品質は守れません。天候や乾燥の状態を見ながら、きちんと施工することが大前提です。そのために期間が延びても、金額は変わりません。
「うちの場合はいつ?」を決める順番
今の家の状態を確かめる
🟢 季節を選んで計画できる
色あせや、触ると白い粉がつく程度。
🔴 季節を待たずに見てもらう
ひび割れ、塗膜の剥がれ、コーキングの割れ、雨漏りのサイン。梅雨の前に雨水の入り口だけふさぐ、という選択もあります。
劣化のサインや築年数の目安は、次の記事で詳しく説明しています。
暮らしの予定と重ねる
工事中は、窓を開けにくい日や洗濯物を外に干しにくい日があります。夏にエアコンを使いたい、年末年始や家族の行事と重ねたくない、といった予定も大切な判断材料です。
思い立ったら、まず相談だけしておく
春と秋は予定が埋まりやすい季節です。また、2026年は地震のあとで屋根や外壁の修理のご依頼が増えており、希望する時期に工事できない場合があります。時期が決まっていなくても大丈夫です。家の状態を先に確かめておけば、「急ぐ必要があるか」「どの季節に計画するか」を落ち着いて決められます。
よくある質問
熊本で外壁塗装をするなら、いつがいちばんいいですか?
熊本では一年中できます。秋は暑さが落ち着いて人気ですが、そのぶん予定が埋まりやすくなります。季節で決めるより、先に家の状態を確かめて、暮らしの予定と重ねて決めるのがおすすめです。
梅雨や冬でも塗装できますか?
できます。梅雨は雨の合間と乾燥の状態を見て、雨の日は塗装以外の作業で工程を調整します。冬は気温・湿度・結露・日当たりを見て、その日に施工できるかどうかを判断します。
台風が近づいたとき、工事はどうなりますか?
台風は事前に分かるので、どの段階まで進められるかを逆算し、区切りのいいところでいったん工事を止めます。天候が回復して十分に乾燥してから再開します。
天候で工期が延びたら、追加の費用はかかりますか?
天候で延びただけなら、契約時の金額も足場の費用も変わりません。工期は天候次第で、何日で終わるとは断定できません。
季節より、気になった今が確かめどき
梅雨は雨で工期が延びやすく、夏は高温や急な雨、冬は低温・結露・日当たりと、季節によって見るべき条件が変わります。
「春や秋まで待つ」のではなく、まず今の家の状態を確認しておくことです。
家の状態が良ければ、暮らしの予定や希望する季節に合わせて計画すればいい。傷みがあれば、季節を待つことより、必要な部分を先に確認したほうがよい場合もあります。
「塗装するなら何月がいいか」ではなく、
「自分の家は今どんな状態なのか」
そこから塗装の時期を考えることが、いちばん確実です。
🏠 塗装の時期のご相談
- 現地での確認現地で家の状態を確認し、急いだ方がいいのか、季節を選んで進めていいのかをご説明しています。相談したからといって、すぐに工事を決める必要はありません。
- そのあとの進め方季節を選んで計画できる場合は、暮らしの予定と重ならない時期を一緒に考えます。傷みがある場合は、どこから手を入れればいいかを、写真と診断書にまとめてご説明します。
「そろそろかな」と思った時が相談のタイミング
時期が決まっていなくても大丈夫です。今の家の状態をお伝えし、いつ頃どんな工事をするのがいいかを一緒に考えます。現地調査は無料で承っております。
0120-659-976受付 8:00〜20:00(定休:元日のみ)
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