【現場で聞いてみた】職人編 vol.5 ずっと見られてても、全然気にならない!?
ずっと見られてても、全然気にならない!?
ここまで施工の考え方についてたくさんお話を聞いてきました。 そこまで言うなら作業をずっと見ててもいいんだろうか? 今回は少し視点を変えて、お客様から現場でよくいただく質問なども踏まえて、職人さんの本音について聞いてみます。 「差し入れってした方がいい?」 「ペットはどうしたらいい?」 「エアコンは使っていい?」 「工事中に気になることがあったら言っていい?」 普段なかなか聞けない素朴な疑問を、そのまま川上さんに聞いてみました。
HP担当山口
そういえば別の視点で、ずっと気になってたことなんですけど… 職人さんに差し入れってした方がいいんですか?
川上
よく聞かれるんですけど本当にお気持ちだけで十分ですよ(笑) もちろんいただけると嬉しいですけどね(笑)
HP担当山口
ちなみに川上さん好き嫌いとかあるんですか?
川上
コーヒーはめちゃくちゃ好きなんですけど…
今は体調の関係でカフェインレスだと助かります(笑)
HP担当山口
今はカフェイン入りだけはやめてと(笑)すごく細かいご希望(笑)
川上
いやいやあくまで今だけですよ(笑)でも本当に気を遣わなくて大丈夫ですよ。
なくてもちゃんとやりますんで(笑)
HP担当山口
よかったです(笑)
あと工事中って、エアコンとか普通に使っていいんですか?
あとはペットがいるご家庭も多いじゃないですか。
川上
エアコンは特殊な場合以外はもちろん大丈夫です。 ペットの場合は匂いとかの影響は多少あるのでご協力をお願いする場合はあります。 それ以外は普段通りに生活していただいて大丈夫です。 その中で、例えば洗濯物とかこちらからお願いすることがあれば、事前にご相談させてもらいます。
HP担当山口
事前にわかると安心できますもんね。あ、それなら逆に職人さん側から、お客様にお願いしたいことってあるんですか?
川上
そうでだなぁ… もし気になることがあったら遠慮なく言ってほしいとかですかね。
HP担当山口
遠慮なくいいんですか?
川上
はい。 例えば、塗料が飛んでる気がするとか、養生が気になるとか、他の業者さんのことでも。 「これ大丈夫かな?」 って思ったら、何でも言ってください。
HP担当山口
でも職人さんって、 正直話しかけにくいイメージあるんですよね(笑)
川上
そうなんですか?(笑) 僕は作業中でも全然気にならないでし、むしろ聞いてくださる方が答えやすかったりします(笑)。
HP担当山口
そういえば営業さんが、 「川上さんって、お客様がずっと作業を見てても全然気にならないらしいよ。」 って言われてました。 ずっと見られたりするとやりづらくないんですか?
川上
あー、全然気にならんすね(笑)
HP担当山口
僕だったら後ろでずっと見られてたら緊張します(笑)
川上
最初は多少意識するかもしれないですけど、やることは変わらんので。 見られて困ることはないですね(笑)
HP担当山口
さすがにずっと監視されてる感じは気まずかったりしません?(笑)
川上
逆に安心してもらえるなら、 むしろ見てもらった方がいいと思ってます。
HP担当山口
写真を見せるのも、自分達の施工内容を証明するためでもあるって言われたましたもんね。それが現場で何も隠してないことの証明でもあるみたいな。
川上
そうですね。 どうせちゃんとやってるので(笑)
HP担当山口
そういえば、施工現場って 職人さんだけじゃなく代表とかも見に来ますよね?
川上
そうですね。 どうしても人がやる仕事なので、見落としがゼロとは言えないですからね。 代表も確認しますし、僕ら職人ももちろん確認します。 それでも作業中に家の反対側の状況は見えないので、そこでもし何か起きてたりして気付いてくださったならお声かけして下さるとすごく助かります。
HP担当山口
工事って職人さんだけで完成させるものだと思ってたのでその発想は盲点でした。
川上
もちろん責任を持って施工します。 でも、お客様も一緒に確認してもらった方が、お客様自身も納得できるでしょうし、お互いの気付きでもっと良い施工ができることもあると思っています。
HP担当山口
なるほど…。気になることは言っていいんですね。
あともう一つ気になってたんですけど、
工事をするときに、たとえば電気屋さんみたいな塗装以外の職人さんが入られることもありますよね?
川上
施工内容にもよりますが、そうですね。そういう場合もあります。
HP担当山口
もし、川上さんが担当する施工以外のことで気になることがあったときはどうすればいいんですか?
川上
それも僕らに言ってください。わからなくて即お答えできないこともありますけど、 お客様からしたら全部うちの工事なので。 職人が誰かは関係なく声かけてもらって大丈夫です。
HP担当山口
正直誰に聞いたらいいかわからなくなることもありそうなので、それは気軽に聞いていいのはちょっと安心できそうです。
今回の取材で一番印象に残ったのは、「遠慮しないで聞いてください。」 という言葉でした。 私は職人だらけの環境にいたこともあり、職人さんたちがやってるから何かしら自分にはわからない意図があるのではとつい勘ぐって黙ってしまいます。 でも川上さんは、「見てもらって大丈夫。」「気になったら全然声かけてほしい。」と何度も話していました。 そして一番印象的だったのは、「どうせちゃんとやってるので、見られて困ることはないですね(笑)」という一言。 工事は職人さんだけで完成させるものではなく、お客様にも安心して現場を見てもらい、一緒に確認しながら進めていくものなんだと知りました。
HP担当山口
そういえば事務の方に、 「川上さんって菩薩みたいな人ですよ(笑)」 って言われてました(笑)
川上
何ですかそれ(笑)
HP担当山口
あでも営業さんは、 「思ったより不満も言うんだなって思いました(笑)」 とも言われてました(笑)
川上
それは言いますよ(笑) 僕も人間なんで(笑)
HP担当山口
じゃあ、怒ったりイライラしたりすることもあるんですか?
川上
全然ありますよ(笑) ただお客様の気持ち近くで感じるし、営業さんの意図や会社の方針もわかる、現場の職人の気持ちもわかるので、それをただ現場には持ち込まないだけです。
HP担当山口
う…耳が痛い…仕事する上で見習いたいです
なんか良い人すぎるので、隙をみつけたくなります…(笑)でもそういう大事にされてる考え気になります!
▶ 次回予告
川上流、職人として、大切にしていること。
菩薩のあだなで隙が無いので、隙をさぐりつつ大事にされてることを聞き出してみます!
今回お話を聞いた人
塗装職人 川上
塗装職人|現場歴15年
外壁塗装・屋根塗装を中心に、下地補修や雨漏りのご相談まで幅広く担当。完成したあとには見えなくなる部分こそ丁寧に施工することを大切にし、一軒一軒の建物に合わせた施工を心掛けています。
取材中も専門用語が出るたびに「分かりにくいですよね(笑)」と、何度も言い換えながら説明してくれたのが印象的でした。
この連載では、ホームページ担当の私が、普段なかなか聞くことのできない現場の話を、職人さんやスタッフの皆さんに直接インタビューしていきます。
「どうしてその施工をするの?」
「専門用語が難しくて分からない。」
「現場ではどんなことを考えて仕事をしているの?」
読者のみなさんと同じ目線で、分からなかったことはその場で質問しながら、現場で実際に交わされた会話をできるだけそのままお届けします。
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