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【現場で聞いてみた】職人編 vol.6 当たり前を、当たり前に。

現場で聞いてみた!シリーズ 職人編 Vol.06
職人インタビュー

当たり前を、当たり前に。

前回の最後、事務スタッフからは「菩薩みたいな人(笑)」、営業スタッフからは「意外と不満も言うんですね(笑)」という、ちょっと正反対(?)なお話を聞きました。 実際に川上さんに聞いてみると、「人なので不満はあります(笑)。でも現場には持ち込まないようにしています。」という、とても率直な答えが返ってきました。 そんな川上さんに共通していたのは、これまでのインタビューでも何度も出てきた、「特別なことではなく、当たり前のことをきちんとやる」という考え方です。 下地処理も、施工写真も、お客様との向き合い方も、その根っこにはどんな想いがあるのでしょうか。 シリーズ最後となる今回は、川上さんが職人として一番大切にしていることについて、お話を伺いました。

新人HP担当 山口 HP担当
山口

そういえば事務の方に、 「川上さんって菩薩みたいな人ですよ(笑)」 って言われてました(笑)

塗装職人 川上 塗装職人
川上

何ですかそれ(笑)

新人HP担当 山口 HP担当
山口

あでも営業さんは、 「思ったより不満も言うんだなって思いました(笑)」 とも言われてました(笑)

塗装職人 川上 塗装職人
川上

それは言いますよ(笑) 僕も人間なんで(笑)

新人HP担当 山口 HP担当
山口

じゃあ、怒ったりイライラしたりすることもあるんですか?

塗装職人 川上 塗装職人
川上

全然ありますよ(笑) ただお客様のお気持ちは近くで感じるし、営業さんの意図や会社の方針もわかる、現場の職人の気持ちもわかるので、それをただ現場には持ち込まないだけです。

新人HP担当 山口 HP担当
山口

う…耳が痛い…仕事する上で見習いたいです

なんか良い人すぎるので、隙をみつけたくなります…(笑)でもそういう大事にされてる考え方気になります!

塗装職人 川上 塗装職人
川上

こちらの事情はお客様には関係ないけんですね。 怒ったところで施工が良くなるわけじゃないですし。

新人HP担当 山口 HP担当
山口

それも川上さんにとっては、 当たり前のことなんですか?

塗装職人 川上 塗装職人
川上

そうですね。 仕事なので。 現場ではちゃんと仕事をする。 そこは分けて考えてます。

新人HP担当 山口 HP担当
山口

今回お話を聞いてきて思ったんですけど、 川上さんって、腕自慢とか派手なことは一回も言わなかったですよね(笑)。

塗装職人 川上 塗装職人
川上

そうですか?(笑)

新人HP担当 山口 HP担当
山口

下地処理も、 施工写真も、 お客様とのやり取りも。 全部、 「当たり前にやってます。」 っていう話ばかりだった気がします。

塗装職人 川上 塗装職人
川上

そうですね(笑) そもそも特別なことをしてるつもりじゃないです。

新人HP担当 山口 HP担当
山口

昔からそういう考え方だったんですか?

塗装職人 川上 塗装職人
川上

いや。昔は違いました。 下請けで仕事をしてた頃は、正直、塗ることだけが仕事だと思ってました。 でも今は、なんでもやることもあって、塗る前も、塗った後も、 全部含めて仕事だなと思うようになりました。

新人HP担当 山口 HP担当
山口

じゃあ今の川上さんにとって、 一番大切なことって何なんですか?

塗装職人 川上 塗装職人
川上

当たり前のことを、当たり前にやることです。 見えなくなるところも、 誰も気付かないところも、 ちゃんとやる。 それの積み重ねかなと思います。 でも、その当たり前が一番難しいと思ってます。

新人HP担当 山口 HP担当
山口

以前、 「その上で、プラスアルファで何かを提供できたら。」ともおっしゃってましたよね。 その"プラスアルファ"って何なんですか?

塗装職人 川上 塗装職人
川上

難しいですね(笑)でも、工事って、塗って終わりじゃないと思うんです。 安心だったり、頼んで良かっただったり、そういう風に思っ頂けたら嬉しいですね。

新人HP担当 山口 HP担当
山口

だから、写真を送ったり、説明したり、 「気になることは遠慮なく言ってください。」 って何度もおっしゃってたんですね。

塗装職人 川上 塗装職人
川上

そうですね。 全部つながってると思います。

新人HP担当 山口 HP担当
山口

最後に一つだけ聞かせてください。 川上さんが、「この仕事をやっていて良かったな。」って一番思うのは、どんな時ですか?

塗装職人 川上 塗装職人
川上

え~どうすかね。工事が終わって仕上がりを見て喜んでもらえてるときはもちろん嬉しいです。 でも何年か経って、塗料がちゃんと長持ちしていて、 お客様がふと、 「あの時、見えないところまでちゃんとやってくれてたんだな。」 って思って頂けたら嬉しいかもですね(笑) まぁ気づいてもらえることでもないんですけどね(笑)

新人HP担当 山口 HP担当
山口

施工がよくてできてるおかげでトラブルが起きなかったら、その施工が良いものだったってなかなか気づけなそうですもんね(笑)

塗装職人 川上 塗装職人
川上

そうですね(笑)だから自分がやった下地補修から塗装まで、”すでに見えなくなってしまったけど効果をはっきしてくれる部分”が、結果的に気づかれなくなる時が一番いい仕事をした時だったりするんですよね(笑)

新人HP担当 山口 HP担当
山口

6回お話を聞いてきましたけど、最初は「塗装の話」を聞いているつもりだったんですけど、 塗装じゃなくて、このお仕事の見えない部分のお話みたいになっちゃいました(笑) でも下地処理も、施工写真も、価格のお話も、工事中の向き合い方も。 全部、「お客様に安心してもらいたい。」 というところにつながってる気がしました。

塗装職人 川上 塗装職人
川上

そうですね。 特別なことをやってるつもりもなくて、その上で安心してもらいやすい工夫は意識してます。 当たり前のことを当たり前にやった上で、プラスアルファで何かを提供できたらと思っています。

📷 山口の取材メモ

6回にわたって川上さんへお話を伺ってきました。 最初は「職人さんの技術」について知りたくて始まったインタビューでしたが、最後に残ったのは技術以上に、仕事への向き合い方でした。 川上さんは何度も、「当たり前だからです。」と話していました。
下地処理を丁寧に行うこと。
施工写真で見えない工事を伝えること。
価格だけで判断してほしくないと伝えること。
工事中も遠慮なく相談してもらうこと。
そのどれもが、特別なサービスではなく、職人として当たり前だと考えていることでした。 そして、その当たり前を積み重ねた先で、お客様へ安心や信頼というプラスアルファを届けたい。 今回の取材を通して感じたのは、技術があるのは大前提でその上で、お客様の安心に向き合える職人さんなんだなということです。 それこそが、川上さんが目指しているプラスアルファなのだと感じました。
いい施工だったからこそ気づいてもらえないこともある。そしてそれは当たり前の積み重ねの上にある。 川上さんの人柄を知ると、その気づいてもらえない部分をいつかお客様がきづいてくださったらいいなという思いが湧いてきました。 施工が完了して何年後、何十年後かに、ご自身のお宅を見上げたお客様が、 「あの時、見えないところまでちゃんとやってくれてたんだな。」 そう思い出してくださいますように。

職人

今回お話を聞いた人

塗装職人 川上

塗装職人|現場歴15年


外壁塗装・屋根塗装を中心に、下地補修や雨漏りのご相談まで幅広く担当。完成したあとには見えなくなる部分こそ丁寧に施工することを大切にし、一軒一軒の建物に合わせた施工を心掛けています。

取材中も専門用語が出るたびに「分かりにくいですよね(笑)」と、何度も言い換えながら説明してくれたのが印象的でした。

このシリーズについて

この連載では、ホームページ担当の私が、普段なかなか聞くことのできない現場の話を、職人さんやスタッフの皆さんに直接インタビューしていきます。

「どうしてその施工をするの?」
「専門用語が難しくて分からない。」
「現場ではどんなことを考えて仕事をしているの?」

読者のみなさんと同じ目線で、分からなかったことはその場で質問しながら、現場で実際に交わされた会話をできるだけそのままお届けします。

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